突然ですが、みなさんはこの絵を見たことがありますか?

これは葛飾北斎が描いた浮世絵『下野黒髪山 きりふりの滝』
「諸国瀧巡り」という、各地の名瀑を題材とした8枚揃いのシリーズの中の一枚です。
このメインモチーフとなっている霧降滝は、栃木県日光市にある山奥の滝で、日光三名瀑(にっこうさんめいばく)の一つです。
ちなみに日光三名瀑のもう2つは、華厳滝、裏見滝です。
華厳滝は誰しもが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
今回は霧降滝を見るために実際に日光に行ってきましたので、まとめていきたいと思います!

霧降滝について
霧降川にかかる滝は上下2段になっており、上段が25メートル、下段が26メートル、高さは75メートルある大型の滝。
下段の滝の水が、まるで霧のように細かに岩に当たりながら流れ落ち、その様子からこの名がついたと言われています。
まるで柔らかな絹の糸が流れているような滝で美しい景色でした。
さらに霧降滝の上流には「霧降隠れ三滝」である、丁字ヶ滝・玉簾の滝・マックラ滝があり、知る人ぞ知る穴場スポットです。
行くなら車がおすすめです。
というか、車がないといけないと思われます…。苦笑
| 住所 | 〒321-1421 栃木県日光市所野 |
| 問い合わせ | 栃木県県西環境森林事務所 TEL 0288-21-1180 |
| 公式URL | https://www.nikko-jp.org/ |
| アクセス | 【電車・バス】 JR日光線日光駅または東武日光線東武日光駅から東武バス霧降高原行(冬期は「霧降の滝」行)で約10分「霧降の滝」下車⇨観瀑台まで徒歩約10分 【車】 日光宇都宮道路日光ICから約10分 |
【ヤマビルにご注意ください!】
霧降高原周辺のハイキングコース(大山・丸山・古道(戊辰の道)・隠れ三滝コース 等)では、特に6月から10月の雨天時やその翌日、ヤマビルの目撃情報や被害報告が多く寄せられています。ご散策の際には、どうぞご注意ください。
さっそく歩いてみた

まず最初に、駐車場のそばに「霧降滝周辺案内図」がありました。
ここから10分ほど歩けば霧降滝 観賞用の展望台に着きます。


結構山道かなあ…と思っていましたが、意外と平坦で、石畳が敷かれているところもあるので、登山が苦手な方でも歩きやすいかと思います。

ほどなくして展望台が見えてきました!
ここら辺だけ少し段差が多いので、不安な方はきちんと手すりを使って降りてくださいね。

そしてついに到着しました〜!
新緑や紅葉の季節がフューチャーされがちですが、冬枯れの滝もわびさびがあってまた美しいです!
冬なので害虫もおらず快適でしたよ!
エネルギーが噴き出す場所がある?
実は今回、一緒に行ったうちの1人は霊感を持っていました。
急に、展望台に向かう途中の木とハグをしだして何事かと思いましたが、どうやらその木から良いエネルギーが出ているらしいです。

観光客がいないからこそパワーが溢れているらしいです。
信じるか信じないかはアナタ次第!(関暁夫 風)
気になる人はぜひこの木を探してみてくださいね〜!

